日本統治時代の台湾中央部を統括した庁舎
1913年(大正2年)竣工。設計は、台北州廳、台南州廳の設計や総督府にも関わった、総督府営繕課の森山松之助氏。
戦後は市役所になりますが、市役所本体は、臺中國家歌劇院近くへ移転。現在は都市発展局等、建築都市計画に関わる部所の事務所になっています。
1階は回廊が配し、2-3層のオフィスが中庭を取り囲んでいます。
レンガと白いアートと切妻屋根
2階の回廊の一部は、窓が取り付けられていますが、通常は開放されているようです
2階回廊部分、手摺にフック状のプランターが取り付けられています。
中庭の芝のグリーンと樹木とプランターの植栽。台中の強い光の中、緑がよく映えます
台中州廳の向かいには、「台中市役所」
こちらは、リノベーションされ、飲食店等の商業施設へ
竣工は1917年 設計は、辰野金吾という話もあるようですが、
国家文化資産資料管理系統のウェブサイトによると「台中州土木課設計」とのこと
台中の街なかにも日本統治時代の歴史的建造物が見られ、大切に活用されています