子どもの居場所をつくる子ども部屋

子どもが小学校に入学すると、そろそろ子ども部屋を作ろうかと考え始める時期になります。

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小学校で社会生活に触れ、家とは違う環境にも適応し、子どもの成長を日々感じることが多くなるのではないでしょうか?今まで家族みんなで寝ていたのも、子どもの成長を考えると、別室にしたほうがいいのではないかと思うことも多いと思います。
そもそも、「子ども部屋」って何でしょうか?もちろん「子ども」が自分の自由に使える「部屋」であることは、特に異論はないと思います。でもその中身は、どうでしょうか?幾つか考えてみたいと思います。

  • 子ども部屋では何をする?
  • 子ども居場所はありますか?
  • 今、子ども部屋は必要ですか?

子ども部屋では何をする?

子どもの生活の中で、自分自身の活動スペースなので、家族と過ごすコト以外の「寝る」、「勉強する」、「遊ぶ」等の行動の場であり、本棚、クローゼット等、私物の収納の場でもあります。一般的な部屋の大きさ6畳+押入(クローゼット)というのも、前記の3要素「寝る」、「勉強する」、「遊ぶ」が満たせる大きさだと思います。この3要素、成長したら、高校に入るくらいには、家族のスペースとは別々にはなりますが、小学校入りたての頃、全て必要でしょうか?「勉強する」スペースは、中学校入るくらいまでは、ダイニングテーブルで勉強する子どももいますし、リビングの一角に勉強スペースをレイアウトしている方もいます。LDKとは別に家族共用のワーキングテーブルを作っている場合もあります。子ども部屋といえども、「家族でどう住むのか?」それによって、子ども部屋がどうあるべきなのかもちろん変わってきます。

子ども居場所はありますか?

子ども部屋があったとしても、子ども部屋が子育てしてくれるわけではありません。部屋を作ったから、子どもがすぐ自立出来る訳もないと思います。また間取りの動線上、子ども部屋を通って、夫婦の部屋があったり、兄弟の部屋があったりするケースもありますが、その場合、落ち着いて過ごせるスペースでしょうか?また何かに熱中し始める時期でもあります。男の子だったら、自動車、電車、マンガ、アニメやそのキャラクター等々、女の子でもマンガ、アニメはもちろんのこと、アイドルやダンス、絵を描いたり、習い事を始めるでしょう。自分たちの子どもの頃、ポスターは自分の部屋の壁に貼っていませんでしたでしょうか?子ども部屋は自己表現の場でもあるはずです。

今、子ども部屋は必要ですか?

子ども部屋は大方、必要だと思います。もちろん、兄弟姉妹で共有したりするケースも有り、「子ども部屋」というよりも「子どもスペース」なのかもしれません。子ども自身が管理し、居場所となるスペースです。部屋で区切られている場合もあるでしょうし、そうではないケースも有ると思います。一概にどちらが良いかは、その家族にもよります。
家づくりや引越しをして、子ども部屋を作ったとしても、すぐ子ども部屋で過ごせるわけでもないと思います。子ども部屋に移って間もないころは、まだまだ身体と心が育っていないこともあり、親と離れる不安、ひとりの不安と寄り添っていることが多いと思います。親としてみれば、自立を促したい所ですが、出来ればゆっくり心が育つまで待つことも重要だと思います。

子ども部屋を考える

今まで数々の家づくりのお手伝いをさせて頂きましたが、どの家族もその家族関係も千差万別です。もちろんそれぞれ理想としている家族の夢も違うと思います。住宅の設計で、ヒアリング&プレゼンテーションをしながら家づくりを進めて行きますが、そこで一番気をつけているのは、家族の対話を促すことです。1000の家族があれば、1000の考え方があると思います。「子ども部屋」というのは、家族の姿を考えるいいチャンスだと思います。実際に家づくりをしても、しなくても、そこで「一緒に」考える経験は、家族のコミュニケーション形成の中でも後々役に立つのではないかと思います。私どもでも、定期的にワークショップを開催しています。ご興味があれば、是非御覧ください

実際に見て考えるリノベーションワークショップ
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