家づくりワークショップは役に立つか?

家づくりワークショップも様々な団体や会社等々で開催中ですね。果たして参加して、役に立つのでしょうか?

“Yes”であり、”No”かも知れません。

Googleで「家づくりワークショップ」と検索すると、東京だけでも、数多くのワークショップが開催されています。
そしてその種類も様々です。自分にあうワークショップをどう選べばいいのでしょうか?

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  • 「ワークショップ」って何?
  • どんな会社が開催?
  • その内容は?

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「ワークショップ」って何?

最近、「ワークショップ」という言葉をよく聞くと思います。そもそも「ワークショップ」というのはどういう意味でしょうか?
「広辞苑(第六版)」では、「ワークショップ」について、このように書かれています。

「広辞苑(第六版)」
①仕事場。作業場
②所定の課題についての事前研究の結果を持ち寄って、討議を重ねる形の研修会。教員・社会教育指導者の研修や企業教育で採用されることが多い。

またワークショップやファシリテーションについて数々の著作のある中野民夫氏や木下勇氏、堀公俊氏らは、次のように定義しています

「講義などの一方的な知識伝達のスタイルではなく、
参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする学びと創造のスタイルである」
中野民夫『ワークショップ—新しい学びと創造の場』岩波新書(2001)

「構成員が水平的な関係のもとに経験や意見、情報を分かち合い、身体の動きを伴った作業を積み重ねる過程において、集団の相互作用による主体の意識化がなされ、目標に向かって集団で創造していく方法」
木下勇「ワークショップ:住民主体のまちづくりへの方法論」学芸出版社(2007)

「主体的に参加したメンバーが恊働体験を通じて創造と学習を生み出す場」
堀公俊、加藤彰「ワークショップ・デザイン」日本経済新聞出版社(2008)

ワークショップは、他にも舞台芸術等で、参加者を交えた創作活動にも使われています。

このようなことから考えると「ワークショップ」とは、

「講師が一方的に知識や技術を与えるようなスタイルではなく、様々な協同や考えの共有を通じて、参加者で納得し、自分たちで解をつくり出していく、学習の方法」

として考えられています。

どんな会社が開催?

主催者により、ワークショップの内容は変わってきます。一般的には、主催者はその営業、集客活動の一環で開催されるケースが多いと思います。そのため住宅の設計、建設やプロデュース会社や、また不動産に関わる会社も多いようです。また住宅購入時には住宅ローンを使用することから、住宅ローン関連の会社、ファイナンシャルプランナーが開催するケースも有ります。

<主な主催者>

  • 設計事務所(建築家)
  • 工務店、建設会社
  • 住宅プロデュース会社
  • 不動産会社
  • 金融機関
  • 生命保険会社
  • ファイナンシャルプランナー

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その内容は?

その内容は、やはり主催者により様々です。大きく分けると、①プランニング系+模型造作系 ②資金計画系 ③施工体験系、④子ども体験系の4種類くらいに分類できます。

  • ①プランニング系+模型造作系

住宅プロデュース会社や建築家を中心とする設計者が開催するワークショップに多い系統です。家づくりをする場合の考え方をアイデア出しや玄関から個室や水廻り、リビング等の位置を考えたりするゾーニングを考えたりしながら、住宅を考えて行きます。設計者が考えるように住宅のプランニングをシミュレーションすることが出来るでしょう。主催者により、間取りを図面で作ったり、模型を作ったりします。

住みたいイメージをちゃんとした図面にしていくのは、一般的には設計の専門家にしか出来ないことですが、ワークショップのツールを使いながら、学ぶことが出来ます。

  • ②資金計画系

家づくりには、住宅ローン、資金計画は欠かせません。20年から30年の住宅ローンを組む場合、住宅ローン時に必須の団体信用生命保険により、生命保険を見なおしたりするケースも多いため、10年、20年、老後資金も交えたシミュレーションを行い、人生設計の資金計画を考えます。この系統では、金融機関や生命保険会社、ファイナンシャルプランナー等々が開催するケースが多いようです

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  • ③施工体験系

セルフビルドまでやらないにしろ、塗装を自分でしたり、珪藻土を塗ってみたり等々、施主参加型の家づくりも最近多いと思います。工務店や建設会社が主催する場合もありますが、塗装や珪藻土メーカーの販売業者が主催するケースもあります。また仲間を募ってリノベーションしている団体や個人もあり、このような家づくりをしたい人には向いています。

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  • ④子ども体験系

子どもたちだけで、小さな家をダンボールで作ったり、茶室を作ったり、子どもの創作活動として建築を取り入れるケースは、昔から行われています。でも最近は特に多いでしょうか。

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まとめ

このようにワークショップは、主催者それぞれが、その考え方をもって行われています。決まった形式は殆ど無いと思いますので、その主催者の目的やその意図が反映しやすいと思います。①プランニング系+模型造作系は、設計体験、②資金計画系は、情報提供が主であり、③と④は参加体験がその内容になります。①の設計体験に関して言えば、設計者の観点を短い時間ながら見ることが出来ますし、設計者のコミュニケーションの取り方を体験することが出来ます。

家づくりは、時間がかかるものですし、設計者や施工等々、関わる人達とのコミュニケーションを綿密にする以上、フィーリングの合う合わないは、一番重要なことかもしれません。そのワークショップでその会社の家づくりに対する姿勢は、きっと見えてくるでしょう。家づくりの仕方は、依頼者の数だけあると思います。その考え方、コミュニケーションの仕方が合う合わないを体験できるでしょう。

私もワークショップを開催しています。ご興味のある方は、お問い合わせください

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