東京 大森の建築家兼宅地建物取引士が語る、不動産探し&家づくりのコト

オープンキッチンにしたい!でもどうすれば良いの?

家を新築したり、リノベーションしたりする際に、まず気にかかるのは何でしょうか?

間取り、リビングの大きさ、子ども部屋等々…….

 

でもやはり、キッチンでしょうか?

niwanoie19ss

「キッチンは、料理している時に家族と話が出来る対面が希望で…….」

「でも常にきれいにしているのは難しいので、手元が見えないように…..」

「家族で料理したり、来客時にキッチンを囲んで料理したり…..」

etc.

 

設計時の打ち合わせで、キッチンについて様々な要望をお聞きします。

 

mitaka6372ss

その要望については、キッチン、水栓、レンジフードや吊収納、冷蔵庫置場、トースターや炊飯器の置き場所等々、ハード面のデザインやそのレイアウトで解決できることもありますが、その使い方、習慣、生活パターン等々のソフトに至るまで、設計打ち合わせの中で、あれやこれや様々な例を持ち出しながら、雑談脱線も交え、方針を固めてきます。

mitakamura6381ss

とは言え、何が一番使いやすいのか?

オープンキッチンのというのは、いざ使ってみるまで、なかなか分からないと思います。

「オープンキッチンにしたい!でも、どうすれば良いの?」

という疑問に今までの事例を説明します。

ニワノイエのキッチン

niwanoie19ssa

W230cm x D90cmのフラットなカウンターキッチン

家族や来客とみんなでわいわいとキッチンを囲んで準備をするとのことなので、どこからでも作業しやすいようなキッチンをデザインしています。

奥行が90cmもあれば、ダイニング側にも収納ができ、一部をワゴンにして、炊飯器やポットを収納するようにしました。

ワゴン部分の3つの穴は、手掛と換気口を兼用しています。炊飯時は多少動かして隙間をあけたほうがいいですが、電気ポットを使用しているときの熱気抜きとしています。

オープンなキッチンなので、背面の家具(裏のスペースの仕切りも兼ねる)は扉を付け、すっきりと隠せるようにしています。

三鷹YK邸のキッチン

mitakamura6381ssa

こちらもオープンなキッチンですが、ダイニング側を高くして、手元を隠して、ダイニング側の収納量を増やしています。

キッチン背面は壁となっていますが、前面パントリーとなっており、4連の引戸で「いざ!」という時、全て隠せるようにしています。

mitaka6372ssa

まとめ

オープンキッチンのメリットとデメリットをまとめてみます

メリット

  • キッチンがLDKの中心になり、家族とのコミュニケーションが増える
  • 食事の準備や後片付けを家族で分担できるようになる。
  • キッチンがリビング等と一体となり、開放感が感じられる。
  • 来客時も、会話が途切れず、接客しやすい

オープンキッチンのメリットとしては、ダイニングやリビング、家族がいる空間と途切れず、一体感を持った空間を共有出来ることだと思います。

 

デメリット

  • キッチンが丸見えで、キッチンを常にきれいにしないいけない
  • 音、匂いがLDKに広がってしまう
  • コンロ周りの汚れ
  • スペースが必要。収納量が少なくなる

一方、デメリットも一体空間ゆえの問題が出てきます。

今までの打ち合わせの中でも出てきた「悩み」でもあり、幾つか解決例もあります。

 

  • キッチンが丸見えで、キッチンを常にきれいにしないいけない

→キッチンカウンターをキッチン高さよりも高くして、手元を見えなくする。

→キッチン背面の収納(パントリー)を前面扉で隠してしまう。

「キッチンが丸見えで…..」と思うのか、「キッチンがすっきり見えて….」と思うのか?それぞれの見方がありますが….

 

  • 音、匂いがLDKに広がってしまう

→レンジフードの性能確認

 

  • コンロ周りの汚れ

→キッチン周りの壁材等を汚れに強い素材、タイルやキッチンパネルにする

→オープンキッチンの場合は、コンロ前にガラス衝立設置

→コンロ前は壁にする。L型や並立型にして、コンロをオープンにしない

 

  • スペースが必要。収納量が少なくなる

→吊収納の有無、パントリーの設置

→キッチンカウンターに収納を設置して、ダイニングの収納を兼ねる

 

もちろん、解決策はこれが全てではありませんし、使う人の生活パターンで解決できること出来ないこともあります。キッチンばかりではなく、ダイニングやリビング、水廻り等々、他にも気にかけること、そのバランスも重要です。

 

「新しいキッチンでどんな新しい暮らしをしたいですか?」

 

いろいろ、気になること、沢山あると思います。

迷った時、初心に帰って考えましょう。

私達、設計者はそのお手伝いが出来ると思います。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください