東京 大森の建築家兼宅地建物取引士が語る、不動産探し&家づくりのコト

ローコスト集合住宅設計のポイント(内観その2)

今回の解説も前回と同じSALA久が原です

blog→https://bit.ly/3wHuzOL

website→ https://ykarch.net/archives/2445

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は在来木造2階建+ロフト。1階と2階をに重層長屋として一組にして構成しています。

平均20m2、1階は15-18m2 2階は22-25m2ほどです

効率的なレイアウトで出来る限り居室が広くなるような設計をしています

2階についての設計のポイントをこの写真に書き込んでいます

天井のクロスは1階同様、入退去時の張替えが極力少なくなるように、量産クロスの中でも色付きのものを選んでいます

ロフトの下は法的に2.1mは必要。ロフトの天井高も最高1.4m

ロフトを支える梁については、全戸共通で構造梁をそのまま露出しています。梁は準耐火構造にする必要がありますので、燃えしろ設計で基準を満たしています。

階段下の1階は玄関のみ、玄関、階段上部は2階と一体にしています

もちろん、壁を設けることも可能ですが、一体的のほうが広く感じますし、壁、扉等コストダウンになります。

最近は10m2程度のワンルームもありますが、都心ごく近しか無理でしょうし、15m2でも方法によっては、他と違うプランは作れます。よく見る手前にUB、キッチンがあるようなタイプは、似たようなものは類似賃貸はよく出てきますし、10年後20年後のことを考えると、プランについては良く練る必要はあると思います

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