東京 大森の建築家兼宅地建物取引士が語る、不動産探し&家づくりのコト

模型確認 1階フロント・カフェ・ラウンジ【Little Japan Guest House 計画・現場編06】

2017年春、開館予定の浅草橋のゲストハウス「Little Japan」

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現場の解体も一段落して、今後本格的な工事に入ります。

内装の確認も一理ありますが、リノベーションということでエアコンや換気設備等、新規の設備機器をどう設置するのか?アタマの痛いところです。

新築であれば、必要な設備機器の置き場やダクトや冷媒管のルート等、構造の梁に予め穴を開けていたり、仕上げの隙間に上手く入れ込むことによってスッキリと見せることができますが、リノベーションの場合、上手くは行きません。

 

ローコストなので、配管、配線露出になりますが、でもそれをどう見せるか?にも配慮したいところです。 

模型でも図面でも、要求されている機能に伴う設備や内装、家具を配置して、それぞれの関係を見ていきます。そこから再度検討にもなりますが、打ち合わせで、この模型を介して、問題点を共有してもらっています。リノベーションが完成後もバージョンアップは必要ですし、その際、設計の過程でもその過程で生まれる問題点を双方共有できれば、より良いものが出来ると考えています。この模型もそうですが、このデザインもタタキ台です。