薪ストーブか?ペレットストーブか?

火の見える暖房器具に憧れる方も多いと思います

特に暖炉というとその極みかもしれませんが、裸火を扱うこともあり、実際の使うとなるとなかなか難しいと思います。

薪ストーブやペレットストーブであれば、火が見える暖房器具として、人気があります。さらに一般的に使われるエアコンは対流式の暖房器具であり、身体の表面しか温めることが出来ないのに対して、薪ストーブやペレットストーブは、輻射熱により、温めることができます。

でもエアコンに比べれば、使い勝手はよくないですし、実際に使った時にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

薪ストーブの特徴

  • 使用時 要手動着火 着火剤や燃えやすいもの(落花生の殻や紙類)で火持ちのするもので着火し、杉などの針葉樹等の焚き付け材で火を定着させる
  • 消火時 自然消火 給気口や通気バルブを全て閉じる。自然に火が消えるのを待つしかありません。メーカー機種にも違いますが、火が消えるのに1〜2時間。完全消火に5〜6時間かかる場合もあります。
  • 燃料供給方法 手動 フロントドアを開けて、直接薪を入れます
  • 安全装置 なし
  • 温度調節 手動 薪と給気量をコントロールして火の勢いを調整しますが、ストーブ本体自体がかなり熱くなっているため、微妙な調整やON/OFFというコントロールは出来ない
  • 排気方法 煙突内の上昇気流により排気
  • 給気方法 室内空気使用 or 外気取り入れ
  •     多い メンテナンスは必要だが、燃焼時の断熱材としてつかえる
  • 電源   一般的にはなし
  • 薪の管理 薪を乾燥状態に出来る置き場が必要
  • 耐火防御 ストーブを置く廻りは、本体がかなり高温になるため、耐熱ガードや耐熱材にする必要があり

薪ストーブは、煙突もメンテナンスが必要ですし、何を燃やすか?どう燃やすか?様々配慮が必要です。手間が掛かります。でもそれが醍醐味でしょう。

ペレットストーブの特徴

  • 使用時 手動 or 自動 様々 ファン作動により運転
  • 消火時 OFFスイッチあり 5〜10分で消火。ファンは30分程度作動し続け、本体冷却後自動停止。
  • 燃料供給方法 自動 ペレット投入量の調整可能
  • 安全装置 点火安全装置、燃焼制御装置、停電安全装置、耐震自動消火装置、逆圧安全装置、室内空気監視装置、過熱防止装置等、機種による
  • 温度調節 自動 ペレット投入量と給気量により調整
  • 排気給気方法
    • FF式(外部給気口+煙突<排気ファン>)強制給排気 密閉型
    • FE式(本体給気口+煙突<排気ファン>)強制排気 半密閉型
    • CF式(本体給気口+煙突)自然排気 半密閉型
  •     それほど多くない
  • 電源   100V等
  • ペレットの管理 袋詰めで販売 室内置きも可能

ON/OFFスイッチもあり、薪ストーブよりはかなり使い勝手は良くなります。

住宅地で使えるの?

薪ストーブ、ペレットストーブとも

  • 新築住宅  ◯
  • 中古住宅  ◯
  • マンション ×

条件は変わりません。ただしペレットよりも薪ストーブの方が排気に匂いがつきやすいので、近隣や煙突の位置も注意が必要です。傾斜地で煙突が隣家の壁近くになったり、隣家のベランダ近く等々、住宅地であれば、煙突の位置は配慮が必要でしょう。煙については、着火時に白い煙が出るケースもありますので、問題はないものの、様々注意を払う必要があるケースもあるようです。

共働きで使えるの?

薪ストーブ、ペレットストーブともエアコンのようにすぐON/OFF出来ません。薪ストーブは、本体が熱くなり、鎮火してからも、暖かさが続きます。鎮火するまで1時間、くすぶる火がしばらく残り、完全消火するまで5時間近くかかる場合もあります。ペレットストーブも5〜10分で鎮火しますが、本体を冷やすファンが30〜1時間廻る場合もあります。

  • 薪ストーブのある共働き一家の場合
    • 18:00 帰宅 着火
    • 23:00 消火
    • 6:00 起床 暖かさが続く(点火せず)
    • 8:00 出勤
  • ペレットストーブの場合
    • 18:00 帰宅 着火
    • 23:00 消火
    • 6:00 起床 寒い場合は点火
    • 7:15 消火
    • 8:00 鎮火を確認して出勤

薪ストーブは本体がかなり熱くなるため、消火しても暖かさが続きます。ペレットストープは暖かさが残りますが、薪ストーブほどではありません。

再点火するかどうかは、温める面積、天井高、断熱性能等々により様々ですが、すぐには暖まりにくいこともあり、エアコン等の暖房を取り入れるかどうかは悩みどころだと思います。ただ夏場の冷房が必要(最近はほとんど必要ですが….)であれば、エアコンは取り付けれれますので、補助暖房として活用出来るでしょう。

まとめ

薪ストーブやペレットストーブは、火が見え、輻射熱で温めるため、非常に魅力的です。ただし薪やペレットの管理やライフスタイルに合わせた使い方をする必要があり、手間は掛かります。もちろん煙突や給気口のメンテンスも必要です。更に室内の空気を給気として取り入れる方法ならば、換気扇の使用により、ストーブ本体より室内が負圧にならないようにする配慮も必要です。また本体があたたまる、熱くなるため、子どもがいる家庭では、近づかないようにする防護柵も必要となります。

様々なメリット・デメリットがありますが、一般的なエアコンや床暖房とは違った魅力がありますし、暖房方法一つの選択肢として検討してみるのはいかがでしょうか?

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